Observer — 観測者の位置
一次W(Judgment Anchor)
S・N・Eの不整合を観測したうえで、判断の主体が 「どこに判断を預け、どこを自分で引き受けるか」という 判断配置の選択。
二次W(射影ベクトル)
| 二次W | 射影軸 | 発生する問い |
|---|---|---|
Way | 行動 | この構造下で、どう動くか |
Will | 主体 | 誰の判断が実際に作用しているか |
Warning | 時間 | この配置はいつ破綻するか |
Worth | 評価 | この配置は何を価値と見なすか |
二次Wは単独では発生しない。必ず一次Wが先に立っている。
Observer依存性
SNEは第三者(メタ観測者)の位置に立つ。N-E乖離を可視化するが、制御権は持たない。
| Observer | N-E乖離に対する立場 |
|---|---|
| 発話者 | 制御不能。Nを精密化してもEの発生は防げない |
| 受け手 | 制御不能。Eは自動発生し、Nの読み取りは事後的 |
| 第三者(メタ観測者) | 観測可能。N-E乖離を可視化するが、制御権は持たない |
言語化と期待発生
言語化は、構造的にE(期待)の発生を不可避にする。 「SNEを使えばN-E乖離を防げる」という期待は、 SNE自体が言霊(期待の固定装置)として機能してしまうことを意味する。
SNEコンパス分析の性質
- 非処方箋性:正解を示さない、行動を指示しない
- 可視化機能:「判断をどこに置いているか」を明示化する
- 主体帰還性:最終判断は常に観測者に戻る